
Equal Opportunity という法の前では誰もが平等という言葉がありますが、『誰もが頑張ればチャンスを得られる国』という表現が一番適しているのがアメリカではないでしょうか。最初に入学した大学の成績を上げて、レベルの高い大学に編入する制度や、社会に出た後にもう一度勉強するために大学に戻るアメリカ人の多さなどからもチャンスを掴むための上昇志向が見て取れます。
とにかくアメリカの学生は一生懸命勉強します。同じ環境に身をおくことにより、今まで日本でいかに時間を無駄に過ごしてきたかを実感し、自分のために前向きに勉強しようと思える、それがアメリカ最大の魅力だと思います。
当初日本人が一人も居ないテキサス州の田舎の学校を留学先に選びました。入学条件のTOEFLスコアはクリアして入学しましたが、実際の授業にはほとんどついていけず、相談できる仲間も居ない状況で早々に会計学の授業をwithdrawしようとしました。(アメリカの大学では授業開始後1~2週間は、レベルが合わないなどの理由で他の授業に変更することが可能です。)教授の許可を取りにオフィスを訪ねましたが、私の変更理由がうまく伝わらず、「何言ってるか分からない。おととい来い。」と言われ、心をズタズタにされました。
しかし、次の学期でその授業を履修し、Aを取りました。アメリカ人の学生から分からないから教えて欲しいと言われ、英語ではうまく説明できず、嬉しい悲鳴を上げたのを覚えています。夢と希望一杯に留学しても、大変な事がたくさんあるのが留学ですが、頑張れば道は開かれるものです。
小河原 知子
留学先:Hope College
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夏季の短期体験留学では、英語が全然できないレベルでもスタッフや学生がとにかくフレンドリーですぐに助けてくれるし、すぐに友達ができます。学生寮にも滞在したのですが、困ることが一度もなかったのは、アメリカのオープンさとミシガン州のかなり田舎の学校で、外国人がほぼいない学校だったこともあるのかもしれません。宗教色が強く、アメリカ国内の宗教事情なども把握できよい経験になりました。社会学などのクラスに体験参加した所、かなり基礎的な事から教えているコースもあり、とても分かりやすかったです。
単位制のため、それぞれの学生が自分の好きなようにクラスを組み合わせているのが印象的でした。また、学費を自分で稼いだり、ローンを使っている学生が多く、皆自立している姿が日本と違い刺激を受けました。Japan Nightなど日本の催し物などをした際、多くの人が興味をもってくれたので、留学生が田舎の学校で勉強するのもメリットがあるのだと感じました。
山渕 一路
留学先:Hope College
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大学の授業は日本のそれとは異なり、自ら学び取る姿勢が重視されます。自身の考えを元に積極的に発言が交わされる授業は、アメリカならではのものではないかと思います。専攻できる分野の選択肢も多く、また、複数の学部を専攻することもできる柔軟な教育制度は非常に魅力的だと思います。
私が留学していたのは、アメリカ南部のジョージア州にある中規模の大学でした。留学時に学部入学基準を満たしてなかった私は、学部準備コースに入学して英語の勉強から始めました。程なく、無事にテストには受かり、学部生として授業を履修し始めるのですが、まったく授業についていくことが出来ません。勉強に幾ら時間を割いても、最初は結果も出ずに随分苦しみました。良い成績で卒業できたときには、努力すれば結果はついてくるんだと再認識した覚えがあります。
宮 望未
留学先:Portland State University
Humboldt State University
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アメリカ留学の一番の魅力は、勉強することすべてがIntellectually challenging(知的に刺激があり意欲を掻き立てる)で、Learner centeredという点でしょうか。政治学、経済学、女性学、環境学など、いろいろなクラスを受講しましたが、どのクラスでも「なぜ今こういった現状なのだろう」「自分たちができることは何なのだろう」と考えさせられるコースばかりでした。
また、グループプロジェクト、ディスカッションなどが頻繁に行なわれるため、いつもアクティブに考え、発言することが求められます。考えさせられ、実際に自分でもアウトプットできる。このような学習環境で勉強できたのは、アメリカ留学をしてからこそだったのでは、と思います。
印象に残っているのは、アメリカ人や、他の国からの留学生の勉強に対する真剣さです。
日本で育った私は、大学に行くことのありがたみを感じることができず、大学は入学できて何とか卒業できればよいという甘い考えで留学をしたのだと思います。そのため、周りの学生の勉強に真剣に打ち込む姿勢を目の当たりにしたとき、ショックを受けました。
最初は引け目に感じて自信をなくしてしまいましたが、頑張る友達を見るうちに、「家族が一生懸命サポートしてくれて留学をすることができるのに、これではいけない!」と考えを改め、大学の勉強で少しでも多くのものを得られるように自分自身も頑張るようになったことを覚えています。もちろん、しっかりと勉強したら、遊ぶときはとことん遊ぶのもアメリカの大学生です。
渡邊 淳子
留学先:Parsons the New School For Design
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日本の学校とは違い、自主性を重んじるアメリカの教育。「言わなくても分かってくれる」はアメリカでは通用しません。それはクラス内の発言だけではなく、インターナショナル・オフィス、図書館でのコミュニケーションなど学校生活すべてにおいて言えることです。
日本人にとって自分を主張するのは難しいことですが、移民の多いアメリカでは自己主張するということは、お互いをよく知り、受け入れるためのプロセスなのだと思います。日本では「こんなこと常識だもん、言ったらバカにされる」などと思いがちですが、どのような意見でもアメリカでは他人の発言にはきちんと耳を傾けます。とてもリベラルなのです。自分の意見を言うことに慣れてきたら、学生生活はもちろんのこと、公園で他人と話すのさえ楽しくなってきますよ!
ニューヨークの美大でコミュニケーション・デザイン(グラフィックデザイン)を専攻しました。アートとビジネスが密接なつながりを持つニューヨーク。クラスでも常に自分の作品をプレゼンしなければなりません。アートを学ぶというと、技術や感覚(センス)を磨くのだと思われがちですが、クラス内では、作品に対する容赦ないCritique(クリティーク=批評、評論、フィードバック)が展開されます。
なぜこの作品を作ったのか?なぜこの材料を使ったのか?なぜこのフォントを使ったのか?色は?大きさは?ターゲットは誰?など15~20人の生徒と先生から問われます。もし、上手く答えられないと、そのコンセプトは弱い、こうすべきだし、まったくアピールしない・・・など相当ヘコむ内容の意見を一度自分で飲み込んで、次週のクラスで挽回しなければいけないのです。似たようなクラスが週5~6個あるのですから、精神的、体力的にも辛いですが、就職したら、クライアントとの打ち合わせなどでクラスでのプレゼンがとても役にたちます。
日本人のデザインスキル、センスは群を抜いて素晴らしく、それはアメリカでも認知されています。日本で英語とプレゼン能力を磨いて留学すれば苦労が少なくなりますよ。
伊藤 幸恵
留学先:Bellevue Community College
University of Iowa
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アメリカの一番の魅力はさまざまな文化が織り混ざり、お互いを尊重するところだと思います。日本では最近は観光客も増えてきていますが、まだまだ全体のほとんどが日本人です。アメリカでは、いろいろな人種、バックグラウンドを持った方が多くいるので、いろいろな文化を持ち合わせています。
例えば、日本に白人が歩いていると、「外国人」といった意識がまだ高いかと思います。しかしアメリカでは私に向かって道を聞いてきたり、あたかもすでにここで生まれ育ったかのように接しられます。もともといろいろな人種が住んでいるということもありますが、アメリカでは個人を尊重し、あまりどこから来たかやバックグラウンドは気にされません。それよりも、どんな考えがあるのか、意見の尊重を大事にされ、一人一人がしっかりとした主張を持っているように感じられます。
留学中、一番大変だったのが、短大から4年生の大学に編入したときです。短大の少人数制に慣れていた私にとって、大学でのレクチャーは衝撃的でした。教授はパワーポイントとマイクを使って300人いる講義室でものすごいスピードで話し、予習をしていってもついていくのに精一杯でした。そこに課題や、グループプロジェクトが入ってくると夜もほとんど眠れないほどの勉強量だったのを今でも覚えています。しかし、辛い反面、グループプロジェクトを発表し成功させた時の喜びは偉大でした。やり遂げたことで自信にも繋がりましたし、仲間と一緒に遅くまで勉強し、一つのことに没頭した記憶は今でも良い思い出です。