
A1. 原則としてアルバイトはできないでしょう。
現在、アメリカでは、週20時間までのアルバイトがキャンパス内でのみ許可されています。しかし、集中英語コース在籍の学生は対象外です。出願する際、さらには大使館で学生ビザを申請する際に、預金残高証明書を提出しているので、原則として働かなくてもいいだけの留学費用を所持していると証明したことになっています。アルバイトをするには、しなければならないよほどの理由が必要となります。
また、留学生は大学で1学期に最低12単位、大学院で最低9単位取得しなければならず、規定単位数に満たない場合はOut of Status(留学生としての身分を剥奪)となります。何よりも単位を取り、大学を卒業することを目的にしているわけですから、勉強に集中するのが本来の姿です。勉強量は当然、ネイティブの学生より多くなるので、勉強に支障を来さずアルバイトをするのはむずかしいのではないでしょうか。
また、職業直結のページで解説した専攻分野の実地研修の意味合い、および将来の就職や転職のためのトレーニングとして考えるPractical Trainingは、小遣い稼ぎのアルバイトとはまったく目的が異なります。
A2. 企業合同説明会やインターネットを活用するとよいでしょう。
就職情報入手の方法のひとつとして、アメリカ国内で実施される企業合同説明会の参加が挙げられます。年に1~2回、キャリアフォーラムが実施され、留学経験のある日本人学生の採用を目的に、日本企業が参加します。ボストンキャリアフォーラムの参加企業が最多ですが、ロサンゼルスでの開催、および夏休み中に帰国している留学生を対象にした東京フォーラムもあります。4年制大学卒業見込み以上が対象です。
詳しくは:http://www.careerforum.net/event/
また、インターネットを活用して企業にアプローチすることもできます。求人に合わせて、アメリカ国内から連絡を取り、卒業前の長期休暇を利用して、一時帰国の上、面接に臨むといった方法もあります。つねに自分の専攻科目を活かせる企業の募集状況を把握するとともに、企業がどのようなスキルを求めているのかを知り、そのスキルを十分に身につけておくことが求められます。
尚、留学を生かした就転職のサポートに関しては、BEOのキャリアカウンセリングのページをご参照ください。
リクルートの海外大生のための新卒就活サポート:http://syukatsu.r-agent.co.jp/kaigai/service/
Japan Times 英語を活かした就転職情報:http://job.japantimes.com/
A3. 留学で身につけたことをしっかりアピールすれば不利になるはずがありません。
留学が就職にとって不利になることはありません。もちろん、日本の大学を卒業するほうが評価が高くなるということもありません。逆に、就職活動において留学経験は大きなアピールポイントとなります。まず企業が留学経験者に求めるものは何かを理解しましょう。留学をすれば、英語力があるのは当然です。しかし留学経験がなくても、英語力を備えた人材は国内に多数います。むしろ海外で身につけた「広い視野」「異文化体験」「バイタリティ」「専門知識」「産学協同プログラムによる実地研修」など、企業にとって自分がいかに有益な人材であるかをアピールすることがポイントです。
今やどの企業も、世界を見据えて事業を行っています。それを考えれば留学経験が不利になるはずはありません。ただし、何となくすごした留学では勝負にならないでしょう。実力と将来性を感じさせる素養に企業は着目しているのです。